前回に引き続き「AIさんに助けてもらう回」となります。
以前、イラスト料金の明確化についてブログを書きました。
そこである程度の金額設定はできるかと思いましたが、やはりこの枠に収まらない案件も出てくるわけです。
例えば
- 使用期間が長いお仕事の場合の金額設定
- 制作物再使用での使用範囲を基にした料金設定
- 提示された金額に対しての制作ボリュームの設定
などなど。
1の使用期間が長いお仕事の場合、たとえ競合排除設定を結んでいなくても、新たなクライアントが依頼してきた際に「あそことお仕事されているのであれば今回はちょっと…」といったことが発生することがあります。そのため、長期にわたる使用料が発生していますので、その金額を算出しなければなりません。
2の再使用料に関しても、どの媒体のどのボリュームをどういった内容で使用するのかによって金額を決めなければなりません。
そして3の「制作料が少ないな」と思うお仕事でも、どこまでの交渉が可能かの線引きをしたいです。
こういった場合、やはり制作の手を止めて、さまざまな料金のシミュレーションをするのですが、これがなかなか大変な作業で、気づくと数時間取られてしまうこともあります。
この場合にも相談相手になってもらうのがChatGPTなどのAIさんになります。
最近僕はPerplexityに相談する事が増えてきました。
「相談」という言葉を使っているのは、AIが出してくれた解答をそのまま使わず、何度もやり取りして自分の納得のいく答えを見つけ出す、そのための「一手段」として捉えているからです。
さまざまな質問方法や条件案をAIにぶつけてみて、制作側はもちろん、クライアントにとっても良い落としどころなのではないか、という内容を探り出していく作業になります。
決してクリック一つでポンと答えが出るものではありませんが、一人で悩んでいた時と比べると雲泥の差です。
画面の中のマネージャー、会計士、相談相手などとして今後も使い方を模索していくつもりです。
ではでは。