イラストレーターの浦野周平です。
人生の階段をまた一つ登ってしまいました。
いや、子供乗せ自転車のリアシートを外しただけなんですけどね。
もうとっくに積載重量を超えた次男に「いつまでも親の後ろに乗っていないで、いい加減自分の自転車に乗りなさい」と。
我が家の子供乗せ自転車はハイディII(ツー)という、街でよく見るタイプのやつ。
「車輪が大きい方が安定感もあるだろう」という理由から小径車は避けました。26インチあるのでそれなりに速いだろうし。しかし、子供乗せ自転車って遅いんすね。びっくりするぐらい。ギア比が完全に重量重視。ペダル一漕ぎで進む距離が短い。そんな理由から僕は自分の自転車にリアキャリアをつけて「都内最速の子供乗せ自転車」を作ったわけですが。
そんなハイディも沢山働き、幼稚園や病院、図書館等に子供を乗せて走り回りました。
そしてついにリアシートを外す事に。
ただ外す作業をしているだけなのに「ついにこの時が来たかぁ…」と感慨深くなったのは自分でもビックリでした。
なんかこう、自分の肩に乗っかっている「やらなきゃならない人生のリスト」をひとつ消せたような。
いや、まだまだ子供の受験やら学費やら独立やら色々あるんでしょうけど、そんな気持ちになれたのが意外でした。
リアキャリアを外した自転車はびっくりするくらいスッキリ。
フル装備のハーレーダビッドソンから原付のモペッドになったかのよう。
そして空いたスペースにはこんなものをつけました。
JANDD(ジャンド)の GroceryBagPannier(グロッサリー バッグ パニア)
これはMUDDY SOXの周平くん(僕と名前同じ)から以前貰ってたやつで、ながいこと着ける自転車がなく、ついに陽の目を見る事に。(案件でもアフェリエイトでもないですw)
これが何かというと…
ここのボタンを外すと…
パカっとパニアケースに早変わり。
閉じるとこんなにスリム。しかもなんかおしゃれ自転車感がすごい。
カゴに入り切らない荷物はこっちにガンガン積む事にする。周平くんありがとう。
周平くんには以前からロゴデザインのお仕事を頂いたり、彼の新居に飾る家族のイラストを依頼してもらったり。そして高校も一緒という。
MUDDY SOXのほうも面白いアイテムが沢山あるので、自転車好きの皆さんも覗いてみてください。
そんなこんなでジリジリと匍匐前進で人生を進み続けていきます。
次のステップはなんだろうか?クルマかな?引っ越しかな?(大怪我とかじゃありませんように)
ではでは。